2024.4.23春嵐

萌黄色の樹々がうつくしい、ここ南信州伊那谷です。
自由な感性でお茶を愉しむ道具、新茶器 の新たな色合い SHIRO (シロ) ・KURO (クロ) につきまして、
個人のお客様などから日々、ご注文をいただき誠にありがとうございます。
過日、いつも新茶器を置いていただいている実店舗のあるお店へ、新色のお届けを開始いたしました。
なお 次回 5月以降の窯の焼き上がりにつきましても、色や風合いに相違が生まれる可能性がございます。
還元焼成 (kangen-shōsei) の焼きものの景色として、ご了承のほどお願い申し上げます。
実際のお店で、うつわをお手に取っていただき、それぞれの陶器の味わいや個性を存分に、
思い思いの感じ方でご選定いただけましたら、ありがたく思います。
京都、銀閣寺付近の川沿いに佇む、すてきなお店 銀鶴堂 (ginkakudo) さんへ、
急須ヒトリセット SHIRO・KURO (クラフト箱入) を4月中旬ころにお届けさせていただきました。
TOU-GLASS GRAY のアイテムもたくさんお届けしましたので、ぜひ一緒にお愉しみください。
居心地のよい空間のなかで、優れた Made in Japan の製品とともにご覧いただければと思います。
二人用の急須フタリ KURO ・ 茶碗 KURO の製品も、公式オンラインにて販売を開始いたしました。
情緒的な墨色と、窯変(youhen)がうつくしい、趣きと安定感のある一品となります。
伝統的でシンプルな構造を生かした急須は、ほうじ茶、玄米茶、煎茶、台湾茶などにおすすめです。
自然のなかで健やかに育った茶葉の旨みそのままを、急須のなかで大きく放ちながら、
ゆるりと美味しいお茶を味わっていただければ嬉しく思います。
GW期間の日程をお知らせいたします。
暦通りにて、平常通りにオフィスは平日営業しておりますが、
4.27 (土) 〜 5.6(月) の期間は、陶器産地からの出荷をお休みしますので予めご了承ください。
陶製品以外のもの(oto-baco , BARCA など)は、GW期間中もいつも通りにお届けさせていただきます。
ご注文内容にもよりますが、4.25(木)午前10時までのご注文品については GW前の発送が可能です。
公式オンラインは受付中ですので、以降のご注文分は 5月7日(火)から順々に発送させていただきます。
皆さまには大変ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
新緑の自然とともに、心と身体を解放して、ゆったりと寛ぎのひと時をお過ごしください。
2024.4.8平和のいろ

おかげさまで、長野移住して10年目の春を迎えることができました。
自然の摂理を肌で感じながら、学ぶことも多く、心にゆとりを持てたことも満足している事の一つです。
東京の文京区白山に佇む 「紙舗 直」さんの開店四十周年のお祝いへ、過日久しぶりにお店を訪ねました。
古くからの知人であり、尊敬する坂本直昭さんのおおらかな笑顔と、躍動的なお話に心打たれた一日でした。
遡れば 1984年早春、紙屋の核となるような「いい紙」を見つけるが如く、開店1ヶ月前にもかかわらず再び
四国山中を歩いていたそうです。 ある農家の小さな中庭で、深い眠りから起こされるように、
老婆の手でぱんぱんと叩かれ、塵が誇らしげに祝うように陽光に舞い、「いい紙」が誕生したのだとか。
その紙の声が、直さんには聞こえたのだそうです。「紙は平和だ」と。 現在も精力的にご活躍されており、
紙へ染め描くことに真摯に向き合っている直さん。 なぜ、染描(SenByo)するのか、
紙(植物繊維を原料とする手漉き紙)と人をつなぐため。紙は人へ、喜びと美と力を与えるものと信じるから。
それは人が目指すべき平和への、一つの礎でもあると確信すると導きを与えていただきました。
手触りのいい正直な紙に、筆でしたためてくれた心のこもった文章に、心から感謝しております。
6月初め、札幌市モエレ沼公園 ガラスのピラミッドで『染描紙展』が開催されます。ぜひお出掛けください。
東京、表参道の Spiral Market さんへ淡い空色の限定色、TOU-GLASS SKY を過日お届けいたしました。
大切な方へのお祝いや記念日などに、CUP PAIR SET と GOBLET PAIR SET の木箱付きギフトをご用意しました。
温かいもの、冷たい飲みものにお使いいただける光りを透す白い陶器のグラス、少しだけ贅沢で、淡く軽やかな
雰囲気を感じてほしいです。東京駅前のKITTE 丸の内 1階にある丸の内店でもご覧いただけるかと思います。
京都、哲学の道沿いにある風情ある木造のお店、 銀意匠 さんでは海外の方などに新茶器が好評のようです。
在庫が少ない状況ではございますが、個性的な色合いの KISETO(黄瀬戸)や KOICYA(濃茶)など、
できる限りの製品をお届けさせていただきました。伝統的な絞りだし式の急須は、茶こしをつかわない衛生的で
シンプルな構造です。蓋がストッパーとなり茶葉が流れ出にくく、植物の茶葉そのものの旨みまでも美味しく、
最後の一滴まで召し上がっていただけます。煎茶、ほうじ茶、紅茶、蕎麦茶など様々な茶葉にお使いください。
いつも祖母がそうしてくれたように急須でお茶を淹れる文化を、身近に感じていただけたら嬉しく思います。
寛ぐ空間のなかで、もっと自由に、お茶の時間を愉しむことができたらと願っております。
2024.3.13芸術の春

暖冬ではありますが、寒暖差の激しい日々、皆さまいかがお過ごしでしょう。
ウグイス(Japanese Bush Warbler)の別名は春告鳥、もっとも日本人に親しまれている鳥ですが、
里山などに生息し、なかなか姿は見せずとも ホーホケキョ と鳴く声が待ち遠しいころです。
松本市で開催されている、マツモト建築芸術祭 。 毎年足を運んでいますが年々深みを増しています。
かの松本城の隣に佇む、旧松本市立博物館をメイン会場に、駅寄りに新しくできた 新松本市立博物館では、
総合ディレクターおおうちおさむさんのトークイベントや、愉快なショートフィルムもゆったり愉しめました。
ノスタルジックな建築の 旧松本市立博物館では、国内外で活躍するアーティストの作品をご覧いただけます。
この大理石でつくられた地球儀の一部は、石化されたことで 数千年、数万年後にも残ってゆくのだろうか。
そのものたちが存在した証になるのなら、遠い未来に大きな夢を抱けるような気持ちにさえなってきます。
古い建築物を眺めながら、地域の歴史や文化、新しい時代への展望も自然とできるように思います。
そこにしかない景色や文化を探しに、ぜひ 松本への小旅行をお愉しみください。
いつも公式オンラインをご利用いただき、誠にありがとうございます。
発売から14年程になる新茶器、TOU-GLASS など、生産が追いつかない状況がつづき大変恐縮です。
以前よりお伝えさせていただいておりますが、新茶器 の新色 SHIRO・KURO につきましては、
産地の窯が安定するまでの間、誠に勝手ながら、卸し店舗様へのお届けを控えている状況となります。
できる限り、安定した陶器の生産ができますよう、土の配合率などを試行錯誤している段階です。
お待たせしている店舗様にもご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。 この春 5月頃を目安に、
各アイテムが整ってゆくことを願うばかりです。いま在庫がある製品は公式オンラインでご購入可能です。
寒い中にも奮闘していただいている職人に想いを寄せ、あたたかな心でお待ちいただければ幸いです。
優れた透過性のある土をつかった、限られた職人の手仕事で作る TOU-LIGHT のペンダントライトは、
新築の家、マンションの木質化リノベーション、店舗様等、たくさんのご依頼をいただき感謝申し上げます。
陶製シェードの真鍮ネジ部分を、今回も東京下町の工場で製作してもらいました。美しい仕上がりです。
コードの長さ調整、色指定、ダクトレール仕様への変更なども出来ますのでご購入時にお知らせください。
やわらかな灯りのグラデーションと、心地いい空間をゆったりと愉しんでいただけますと嬉しく思います。
2024.2.7日本の原風景

立春の頃、真に澄みきった空気のもと、ここ南信州はおだやかな天候に恵まれていました。
この冬の南岸低気圧の影響で、久しぶりに重く湿り気のある「カミユキ」が降り20cm程の積雪でした。
「カミユキ」の語源は、西日本からの雲による上方からの上雪、ひらひらと舞う紙吹雪のような紙雪、
春先に降ることからの神雪など、多様な解釈があるようで興味深いです。
南信州の伊那谷へ移住した友人が、大きな志をもち活動を始めていますのでご紹介させていただきます。
先人が残してくれたこの美しい自然と、日本の誇り高い文化を、次世代に残してゆきたいという思いで、
いのちが循環する自然環境を作り、「木・土・石」をつかった 伝統構法の喫茶店 を建てています。
自然の竹を細く割り、たてよこの格子状に交差させ、しゅろ縄でしっかりと固定し編んでゆく「竹小舞」は
日本の伝統的な構法のひとつで、土壁の下地として支える部分になります。編み方をしばらく覚えてゆくと
誰でも編むことができる「竹小舞」ですが、見えなくなってしまう下地部分とは思えないほど美しいのです。
現在、日本古来の建て方とその技術は段々と失われつつあり、優れた技術をもつ職人がいても、
その技術を生かす機会は、ほとんどないのだそう。この趣きある伝統構法をたくさんの人に知っていただき、
多くの人のやすらぎの場になることを願いながら、有志の若い大工や仲間たちが集まり行動しています。
木と土と石を組み合わせた、素晴らしい伝統構法のことを含め、記事をご覧いただければありがたいです。
海外からのゲストも多い、瀬戸内の Benesse Art Site Naoshima(ベネッセアートサイト直島)。
昨年秋につづき来週末頃、ベネッセハウスショップ様へ 直島限定色のグラス TOU-GLASS をお届け予定です。
深い海色に染まった土と混ざり合い、職人の手でひとつづつ、美しい交わりの情景に焼き上がってきます。
有機的で凛としたかたちと土の感触で、好みのナチュラルワイン等を愉しんでいただければ嬉しく思います。
やわらかい春風が吹く頃、日本の原風景が残るアートの島々へ、島時間を探しに訪れてみて欲しいです。
2023.12.13冬の雨

久しく姿を消していた冬の雨、うるうると草木が潤い、浄化された空気が漂っています。
本年もアールピース製品をご愛好いただき、誠にありがとうございました。
新茶器の新色 SHIRO・ KURO も、沢山のご注文をいただき大変嬉しく思っております。
誠におそれいりますが、新色につきましては窯が安定するまでの間は在庫も少ないため、
公式オンラインショップ限定でお求めいただける製品となります。何卒、ご了承をお願いいたします。
自然の炎のように、柔らかな灯りを愉しむ ペンダントライト TOU-LIGHT が再入荷しました。
人の素手で、型を使わずに製作しますので、土の厚さが微妙に異なり光りのグラデーションが生まれます。
人が集う空間をなごやかに照らし、揺らめく光りの濃淡でくつろぎの時間へと導いてくれるでしょう。
冬季休業のお知らせです。
12.29 (金) 〜 2024. 1.8(月) の期間は、出荷等をお休みいたしますので予めご了承くださいませ。
ご注文内容にもよりますが、12.25(月)夜間までのご注文品については年内発送が可能でございます。
オンラインショップは受付中ですので、以降のご注文分は 1.9(火)から順々に発送させていただきます。
皆さまには大変ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
ゆったりと心を解き、暖かな空間で冬のひと時をお過ごしください。