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2021.5.13祈りの花火

立夏の候、皆さまお元気でしょうか。

日本には古来より、日々の暮らしのなかに「祈り」の文化がありました。

その昔、江戸時代には「祈り」のシンボルとしてそこに花火が存在していたようで、

花火の原点に「祈り」があるということを  和火師の佐々木厳 さんからお聞きしました。

五月のある夜、空高く伸び朽ちてきていた  樹齢310年の榧(kaya)の木 の炭をつかった、

この榧の大きな命と、伝統的な製法で仕上げた想いの籠もった和火に感動いたしました。

和火(wabi)とは、線香花火のような暗めの橙色の花火のことで、

昨今の煌びやかで色鮮やかな花火とはまた異なり、不思議な魅力と趣きがあります。

川辺の暗闇で和火の音を聴き、咲きほこり舞う炎を見ているだけで気持ちが落ち着きました。

祖先が望んできたであろう平穏で心豊かな暮らしをこれからも守り続けるため、

自然と共に生きる、日本人のこころを癒やす文化を大切にしていきたいと思うこの頃です。

 

さて、日頃はアールピース製品をご愛好いただきまして感謝申し上げます。

線香花火の自然の灯りをイメージしてつくられた手造りの照明  TOU-LIGHT も入荷しております。

長らく欠品していた 急須一人 BLACK  が先日入荷しまして、現在は製品が整っております。

ほか 急須一人 IVORY は一時品切れとなっていますが、一週間ほどで焼き上がる予定です。

お待たせして恐縮ですが、入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。

人と自然との繋がりを感じながら、美しい時代を重ねていけますよう願いを込めて。

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