2025.10.7宿場町を歩く


さらさらと秋風が流れ、ここ南信州もすっかり爽やかな季節となりました。
山のなかを走る長野県 木曽路(Kisoji)は、日本遺産(Japan Heritage)に認定された中山道の宿場町。
四百年の歴史をもつ中山道のなかで、日本最長の宿場町として当時の面影を色濃くのこす 奈良井宿 は、
京から江戸への道のりの丁度真ん中にあり、多くの旅人で栄え「奈良井千軒」として親しまれました。
その中程に佇む BYAKU Narai さんは、約二百年の建築をいかした美しい空間のなか、地域食材をつかった
料理など、百の物語に出逢う癒しの御宿。ご縁があり、客室にて新茶器をお使いいただいておりますが、
お客様と地域に住まう皆様の交流拠点、玄の空間へ KYU-SU FUTARI KURO の茶器セットをお届けさせて
いただきました。人々が和やかに集う場でゆったりとしたひと時を過ごしていただけますと嬉しく思います。
紅葉も淡くうつくしい時季、ぜひ秋の奈良井宿を訪れてみてはいかがでしょう。
京都、哲学の道沿いに佇む 銀意匠 さん。
まさに奈良井宿の近くに本社工房を構える、木曽アルテック社様の木と漆のショールームとなりますが、
身近にある自然素材をつかった風合いのある木の器や、紙などを扱う、趣きのある素敵なお店です。
五感に触れるものが置かれる空間へ、CYA-POT などの新茶器のアイテムをお届けさせていただきました。
上質で強くしなやかな木曽の木を存分につかった、創造性あふれる店内の雰囲気とともに愉しんでください。
南禅寺や、法然院などの散策がてら、のんびりとお立ち寄りいただけますと幸いです。
