2024.7.11涼やかな光り
七夕の笹飾りを終い、ここ南信州でも夏の陽射しを感じられる頃となりました。
山から流れくる水辺に佇むと、心底涼しい、天然のクーラーを味わえます。
涼やかなお茶を愉しみたく、自然栽培で育った熊本のやぶきた緑茶を KYU-SU HITORI で淹れてみました。
ティースプーン1杯程の茶葉をいれ、さまざまな形状の氷をのせ、湧き水をほんのりと注いで数分間、
優雅なあま味を感じる、やさしい風味の冷茶ができ上がりました。小ぶりな湯呑 KO CYA-WAN に注ぎ、
二番煎もほっこりと素直に美味しいお茶をいただくことが出来ます。 少し多めの茶葉を入れること、
少し長めの抽出時間をもち4〜5分程待つこと、おいしい氷を使うことがポイントでしょうか。
ゆったりと過ごす夏の暮らしのなかでお試しいただけると嬉しいです。
香川の瀬戸内に浮かぶ、 Benesse Art Site Naoshima(ベネッセアートサイト直島)。
春頃につづき、手仕事の透ける土のグラス TOU-GLASS を過日お届けさせていただきました。
来島のゲストが集うベネッセハウスショップ様へ、直島限定色のグラスは8月末頃にお届け予定です。
スタッフの方々と、直島の海をイメージしながら製作した深い海色のグラスたちは今もなお愛され、
異なる白土と混ざり合う、うつくしい情景をひとつづつ職人の手が生み出しております。
凛とした有機的なかたちと、土の手触りを感じながら、美味しい飲みものを愉しめることと思います。
また思う以上に、時間がかかってくる手作業となりますので生産が追いつかない状況が続いています。
真夏に吹く涼風をもとめて、アートと島の物語が生まれる地を訪れてみてはいかがでしょう。