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2023.4.6杜人の声

 

春風駘蕩(shunpuu-taitou)の候、ここ南信州の伊那谷もまさに穏やかな春風景が広がります。

過日、伊那谷にある駒ヶ根市にて、 杜人(moribito) の映画を観る機会を与えていただきました。

このドキュメンタリーは、大地を再生させる具体的な内容とともに、日本各地で実際におこなわれた

環境再生医の 矢野智徳(yano-tomonori)さんの挑戦と、技に触れることが出来る作品です。

なぜ、植物が枯れていくのか。 なぜ、生きものたちが減っていくのか。

様々ないのちに向き合ってきた彼が気づいたこと、それは、大地の呼吸が弱っているということ。

堰き止められた自然界の循環を取り戻すため、自然にならう彼の行動に共鳴する方も多いようで、

まず  風(空気)と水を通すこと。身近にある自宅の庭など、移植ゴテがあれば始められる簡単な行動です。

東京在住、監督の前田せつ子さんもお越しくださり、多様な活動をされる方々とのトークも貴重な時間でした。

 

おおきく育った木を、適正な時期に使っていくことは、健やかな森のツリーケアに関しても大事なこと。

豊かな信州の山林で育まれた大切ないのちを、八ヶ岳在住の職人がオルゴールのかたちに製作しています。

日々の時を告げる鐘の音であったことを起源とするオルゴールの製品は、どこか懐かしく優しい音色で、

自然環境から聞こえてくる音にほど近い周波数が含まれており、音育にも貢献してくれます。

音箱(oto-baco)から流れる音の動画を、製品ページの中程にリンクしましたのでぜひご覧ください。

こちらからご試聴いただけます

木と大地、生きとし生けるすべてのものが、歓喜する世でありますよう。

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