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2024.11.5森と書籍

 

木枯らしが吹く季節となり、ここ南信州もゆっくりと木の葉が色づいてきました。

ふと夜空を見上げれば、星降る世界が、宇宙のいとなみを感じさせてくれます。

 

隣町にオープンした、森のなかを散策するように過ごせる体験型複合施設を訪ねました。

緑豊かな自然が広がる「くらすわの森」 は、自然と一体化したランドスケープが特徴的で、

木のぬくもりを感じながら、レストランやカフェ、マルシェ等をのんびりと楽しめます。

森の奥へと歩みを進めると、小さな八角形の木造建築でつくられた森のライブラリーがあり、

テーマごとにセレクトされた書籍やアート本など、約1000冊が並びます。

一歩踏み入れると木の香りに包まれ、本を片手に窓ぎわの小さなスペースに腰かければ、

大自然の中で感性がとぎ澄まされ、日々気づかない大切なものが見えてくるようです。

 

IRORI-BI(いろりび) は、ものづくりの “もったいない” を減らす、という想いから、

製作過程でどうしても良品としてお届けできないものを、新たなで用途で蘇らせています。

キャンドルを透ける器の中で灯すと、ほんのりと穏やかな情景が浮かびあたたかい時間が流れます。

身体とこころを解放し、ゆったりと長く静かな夜を過ごしていただけたら嬉しいです。

 

お茶どころの静岡、浜名湖にある星野リゾート 界 遠州さん へ  新茶器 KISETO を今週お届けします。

急須ヒトリ、小茶碗のうつわを宿泊施設のショップにてご覧いただけます。

茶の湯で愛されてきた KISETO(黄瀬戸)の色合いは、それぞれ独特な雰囲気で窯から生まれます。

ホテルのお部屋でも、落ちついた空間で 新色 SHIRO の急須などをお使いいただけます。

紅葉をながく愛でられる今秋、少しだけ遠くへ出かけてみてはいかがでしょう。

2023.8.4悠久の時をこえて

 

大暑の候、いかがお凌ぎでしょうか。

約一万年前の日本、縄文時代の住居跡には 炉(Ro)があったそうで、いろりの起源です。

いろりは家の象徴とされ、神の宿る火所として清く永く保たれ、人が集まり食事をする場所でした。

現代のいろりになる事を願い、キャンドルホルダー   IRORI-BI(いろりび) を発売いたしました。

大地の恵みである土からできた器は、製作時にさまざまな理由で、良品として出荷できないものが

生まれています。 限られた資源を大切に使いたいという想いから、食器用としては不向きな

TOU-GLASS を、最後まで明るい火を放つキャンドルとSETにして、皆さまにお届けいたします。

光が透ける白い陶器にキャンドルを入れて炎を灯せば、いろり火のような揺らぎと、柔らかい情景が

ほんのりと映し出されます。夕暮れからのひと時、心をほどき、穏やかな余韻をお愉しみください。

 

悠久の時を感じさせてくれる、長野県木曽谷の宿場町、奈良井宿(Narai-juku)の町並み。 本日、

BYAKU  Narai 様の別館  島茂屋(Shimamo-ya)、かね上屋(Kanekami-ya)の御宿がオープンしました。

ご縁をいただき、新茶器の  KYU-SU FUTARI・CYA-WAN  などを新客室にてお使いいただいております。

非日常の癒しの空間とともに、木曽の漆器や鉄錆のような深い色味の茶器で、ゆったりとお寛ぎください。

木曽地域に眠る、BYAKU(百)の物語を伝える御宿として、これからも旅人に愛されてゆくことと思います。

 

夏季休業のお知らせです。

8月11日 (金)  〜  16 (水)  の期間は、出荷等をお休みさせていただきます。

ご注文内容にもよりますが、8日(火)午前10時までのご注文分は休み前に発送可能となります。

公式オンラインショップ  は受付していますので、ご注文品は 17日以降に順次発送いたします。

ご迷惑をおかけしますが、ご了承の程お願いいたします。ご利用を心よりお待ちしております。

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