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2021.11.24軽やかに旅する

ぐっと寒くなった今週、鮮やかに色付いた木の葉が大地を舞っています。

自由に動き回れなかったここ2年程、皆さんはどのようなことを考え、日々を過ごしてきたでしょう。

過日、写真家の 石川直樹さん が伊那市を訪れ、トークイベント「軽やかに世界を旅する」が開催されました。

立ち見が出るほどの人気でしたが、石川さんはまったく気取らず、いつものように緩やかにお話を始めました。

好奇心をもち、自分の心が揺れ動くものを求めて旅に出たこと、その歩いた軌跡を写真とともに見ていると、

ただ知識としてではなく、自分の身体を通じて、未知のものに出会える愉しみを改めて学ばせて頂きました。

日常に埋もれてしまっていた自分の生きた心が、瞬く間に蘇って、静かに熱くなるものを感じました。

 

さて、読売新聞の上質なこだわりの逸品を紹介するコーナー いま風「ごほうび」 11月29日月曜日夕刊にて、

デザイナーの森井ユカ様よりご選定いただき、陶器のグラス  TOU-GLASS  GOBLET   が紹介されます。

少し甲高でワイングラスのような形状の GOBLET(ゴブレット)は、WINE・BEER・レモンティーなどの

飲みものを華やかな気分で愉しめるグラスです。 光りを透す白い肌目と、上品な口当たりで、

年末年始のハレの日にも、親しい仲間や友人との朗らかな時間をお愉しみいただけることと思います。

実際にご愛用いただいている森井様のリアルで軽快な文章とともに、ぜひご覧いただけますと嬉しいです。

 

※ ただいま沢山の方に TOU-GLASS をご注文いただいており、大変お待たせして申し訳ございません。

順々に発送していますので今暫くお待ちください。なお、GOBLET RED・ CUP RED につきましては、

生産終了となり完売いたしました。MUG REDSAKAZUKI RED は在庫がございますのでご依頼ください。

2021.10.16美しく暮らす

気づけば暮らし方が変わり、軽やかな風のように生きる時代となりました。

わたしたちの祖先の様に、里山という自然を生かす、循環の中にある暮らし方が面白くなり始めています。

 

暮らしと里山を美しくする家具  「DONGURI  FURNITURE」  が誕生いたします。

長野県の 信州伊那谷の雑木林や、里山の広葉樹をつかい、里山の風景を守りたいという想いから、

(株)やまとわの新たな家具ブランド「DONGURI FURNITURE」が IFFTにて発表されます。

今回もワクワクしながら、アールピースファクトリーがデザイン・設計に参加させていただきました。

DONGURI FURNITURE (ドングリ・ファニチャー)は、里山の広葉樹をつかった無垢の天板と、

丈夫な丸脚を組み合わせ、住まいやオフィスにフィットする形を自由につくることができる家具です。

日本は世界有数の森林国にもかかわらず、国内で生産する多くの木製家具は輸入材でつくられ、

手入れが行き届かずに、荒れている森林も各所に見られます。わたしたちは、成長した地域の木を

適切に使うことが、豊かな森を未来へのこす第一歩に繋がると考えています。

ラインアップはテーブル・シェルフ・ベンチなど、高さや大きさを自由に変えて愉しめる製品です。

新しい働き方を実践しているやまとわさんのオフィス、ぜひ会場で森林の風を感じてみてください。

IFFT interiorlifestyle living

2021年 10月18日(月) ー  20日(水)

東京ビッグサイト (東京国際展示場) 南展示棟     ETHICALブース   2K-11

2021.9.10鈴虫の声

秋のはじまり。

ここ信州の伊那谷は朗らかな日々が続いております。夕暮れからの虫の鳴き声も涼やかな頃。

少し前のこととなりますが、東京 銀座にひっそりと佇む粋なお店   茶・銀座 (CHA・GINZA) さんで開かれた

「手の足も出ない 宝瓶30展」 にアールピース製品の  急須ヒトリ をご選定いただきました。

しみじみ、お茶を。ひとつは欲しい宝瓶 (Hōhin , Hōbin)が30点も揃ったそう。 一般的な茶こしを使わず、

茶葉をそのまま器の中に入れ、湯を注ぐスタイルの宝瓶は、究極にシンプルで自然の旨味を直に愉しめる道具。

掌で感じる、美味しいお茶をいただきながら、時の流れにこころを奪われてみては。

 

さて、ここでお知らせです。

長年ご愛好をいただいている一人用の  急須ヒトリ  につきまして、IVORY・ BLACK と同様、

深みのある RED の蓋ガラスも琥珀色へ移り変わりました。上掛けの釉薬に鉄分を含むこの RED のうつわは、

まさに通好みの陶肌。蓋の取っ手にはリサイクルガラスを使用しております。 デスクワークや家事の合間に、

心地いい秋空でのアウトドアに、自分好みの茶葉を見つけ、一服してはいかがでしょう。

ゆったりと深呼吸。 爽やかな秋風に吹かれながら、歩いてみるのも良い季節です。

2021.7.15信州の夏

梅雨明けも間近、皆さまお元気でしょうか。

信州を愛する大人の情報誌 [KURA]  7月号にアールピースファクトリーが製品デザインと設計をお手伝いする

地域材の家具ブランド 「 pioneer plants (パイオニアプランツ) 」が紹介されました。

長野県の別名として親しまれている信州という呼び方は、信州人のアイデンティティを映すそのもの、

いま自転車が熱い信州の旬の情報や、これからの夏にふさわしい楽しい特集が組まれています。

「pioneer plants」 の家具が、信州伊那谷の針葉樹 アカマツにこだわる理由は素材としてだけでなく、

自然に生えるアカマツを枯らしてしまう「マツ枯れ病」という病気が拡がっていること。

病気になってしまったアカマツは、被害の拡大を抑えるために薬品処理するか焼却処分されることしかできず、

材木として使うことができないといわれます。 そこで私たちは、まだ元気なアカマツを使って、

枯れる前に新しい命を吹き込みたいという想いで家具をつくることに。このように次の価値を生み出し、

いまの暮らしと森を繋ぐことを目指して家具づくりを行っています。 家の中でも外でも活躍する、

大人も座れる折りたたみのチェア mini、スツール、テーブル Large も新製品として登場しています。

 

同じくアカマツを薄く削った 信州経木(Shinshu kyo-gi)は日本伝統の包装材、

耳に聞きなれない経木ですが、抗菌や調湿の効果もあり機能性に優れている懐かしい自然素材。

昔の暮らしから学びを得て、おにぎりを包んだり、肉魚料理に敷いたり、パンの冷凍保存にも最適です。

脱プラスチック社会にも繋がる天然の素材は、これからの暮らしにヒントを与えてくれそうです。

本日7月15日(木)、東京FMラジオ放送局 J-WAVEの番組   “ JAM THE PLANET ”  に一緒に活動している

株式会社やまとわ の奥田様が出演します。20:30頃の出演予定ですのでお聴きいただけると嬉しいです。

2021.5.13祈りの花火

立夏の候、皆さまお元気でしょうか。

日本には古来より、日々の暮らしのなかに「祈り」の文化がありました。

その昔、江戸時代には「祈り」のシンボルとしてそこに花火が存在していたようで、

花火の原点に「祈り」があるということを  和火師の  佐々木厳 さんからお聞きしました。

五月のある夜、空高く伸び朽ちてきていた  樹齢310年の榧(kaya)の木 の炭をつかった、

この榧の大きな命と、伝統的な製法で仕上げた想いの籠もった和火に感動いたしました。

和火(wabi)とは、線香花火のような暗めの橙色の花火のことで、

昨今の煌びやかで色鮮やかな花火とはまた異なり、不思議な魅力と趣きがあります。

川辺の暗闇で和火の音を聴き、咲きほこり舞う炎を見ているだけで気持ちが落ち着きました。

祖先が望んできたであろう平穏で心豊かな暮らしをこれからも守り続けるため、

自然と共に生きる、日本人のこころを癒やす文化を大切にしていきたいと思うこの頃です。

 

さて、日頃はアールピース製品をご愛好いただきまして感謝申し上げます。

線香花火の自然の灯りをイメージしてつくられた手造りの照明  TOU-LIGHT も入荷しております。

長らく欠品していた 急須一人 BLACK  が先日入荷しまして、現在は製品が整っております。

ほか 急須一人 IVORY は一時品切れとなっていますが、一週間ほどで焼き上がる予定です。

お待たせして恐縮ですが、入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。

人と自然との繋がりを感じながら、美しい時代を重ねていけますよう願いを込めて。

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