2023.5.10うつろいの情景

透きとおった緑風が吹き、初夏を想わせる心地いい季節です。
青山通りの近くに佇む、個性的な建築で知られる シアター・イメージフォーラム を過日訪れました。
日本の美意識を独自のスタイルで表現しているブランド、matohu の創作風景を写した映画は素晴らしく、
知人であるデザイナーのお二人を久しぶりに近くで感じることができました。
「うつろいの時をまとう」 というこのドキュメンタリー映画は、日常のなかの風景や物に目を向け、
そこから得たインスピレーションを、ことばに変え、人の着る服に昇華させていく作業を描いています。
自然にある鮮やかな色合いやうつろいに真正面から向き合い、答えのない創作のすべての工程を妥協せず、
遠慮のない議論をくり返しながら、腑に落ちるところを見つけていく作業は想像以上のエネルギーが必要です。
そこに関わる製作の方々とともに、そのプロセスがあるからこそ人々を魅了し波及する力となるのでしょう。
物づくりに関わるお仲間として、これからも堀畑さんと関口さんのお二人を心より応援しております。
東京、表参道駅すぐのビル2階にある Spiral Market(スパイラルマーケット) さんのお店では、
光りをまとう陶器のグラス TOU-GLASS の定番色・限定色 SKY を手に触れてゆったりとご覧いただけます。
優れた透過性のある土をつかった口当たりや、ざらりとした手触りが感じられる贅沢なグラスは、
ハーブティーなどの温かい飲み物や、冷茶、白ワインなどの冷たい飲み物にも安心してお使いいただけます。
儚くも美しい日々に、澄んだ空を映した手仕事のグラスをお愉しみいただけると嬉しいです。
美味しい食卓の時間に寄りそう 家族茶碗 ライスボウル も、店内に置かれていますので是非見つけてください。
あらたな命が誕生し、兄妹がひとり増えるたびに、お茶碗をひとつづつ追加していく身近な愉しみも。
東京駅前の KITTE 丸の内 1階には 「+S」Spiral Market 丸の内 の上質なお店がありますので、
初夏の散策をしながら訪れてみてください。こころ豊かに暮らせる、小さなヒントに出逢えることと思います。
2023.4.6杜人の声

春風駘蕩(shunpuu-taitou)の候、ここ南信州の伊那谷もまさに穏やかな春風景が広がります。
過日、伊那谷にある駒ヶ根市にて、 杜人(moribito) の映画を観る機会を与えていただきました。
このドキュメンタリーは、大地を再生させる具体的な内容とともに、日本各地で実際におこなわれた
環境再生医の 矢野智徳(yano-tomonori)さんの挑戦と、技に触れることが出来る作品です。
なぜ、植物が枯れていくのか。 なぜ、生きものたちが減っていくのか。
様々ないのちに向き合ってきた彼が気づいたこと、それは、大地の呼吸が弱っているということ。
堰き止められた自然界の循環を取り戻すため、自然にならう彼の行動に共鳴する方も多いようで、
まず 風(空気)と水を通すこと。身近にある自宅の庭など、移植ゴテがあれば始められる簡単な行動です。
東京在住、監督の前田せつ子さんもお越しくださり、多様な活動をされる方々とのトークも貴重な時間でした。
おおきく育った木を、適正な時期に使っていくことは、健やかな森のツリーケアに関しても大事なこと。
豊かな信州の山林で育まれた大切ないのちを、八ヶ岳在住の職人がオルゴールのかたちに製作しています。
日々の時を告げる鐘の音であったことを起源とするオルゴールの製品は、どこか懐かしく優しい音色で、
自然環境から聞こえてくる音にほど近い周波数が含まれており、音育にも貢献してくれます。
音箱(oto-baco)から流れる音の動画を、製品ページの中程にリンクしましたのでぜひご覧ください。
こちらからご試聴いただけます
木と大地、生きとし生けるすべてのものが、歓喜する世でありますよう。
2022.12.28炎の温もり

冬至も過ぎ、一年の締めくくりの時季となりました。
本年もアールピース製品をご愛好いただきまして、誠にありがとうございました。
優れた製品を紹介する TrustCellar (トラストセラー) にて、新茶器の KYU-SU FUTARI をご選定くださり、
『おしゃれなおすすめ急須18選! 通販で買える人気ブランドの逸品』としてご紹介をいただきました。
紹介ページはこちら
お茶を美味しく淹れることは急須の役割ですが、手を触れたときに土の温かみを感じる陶製の急須は、
ゆったりと味わいあるお茶の時間を愉しめることと思います。 14年程前、なかなか欲しい急須が見つからず、
ご縁のある信楽焼産地を訪れた際に、絞り出し式の急須に出会いました。旨味のある味が印象に残っています。
茶こしを必要としない伝統的な作りに惚れこみ、今の暮らしに合うお茶を愉しめる新しい茶器を創造しました。
内側に彫られた一筆一筆の筋目より、静かにお茶が流れでて、蓋が抑えとなり茶葉がおちない仕組みです。
もともとのシンプルな構造を生かした上で、自然土の風合い、色味、サイズ感などをデザインさせて頂き、
煎茶、ほうじ茶、玄米茶、和紅茶、台湾茶など、さまざまな茶葉をつかえる雰囲気も大切にしました。
皆さまが愛着をもってお使いいただける急須として、新茶器を長く育てていただき感謝しております。
新しい色味につきましては、安定した製品としてお届け出来るまでにもう暫くお時間を頂戴したいと思います。
どうぞ温かいお気持ちで見守っていただけますと有り難いです。
冬季休業期間の 12.29 (木) 〜 2023. 1.6(金)は、出荷等をお休みしますので予めご了承ください。
オンラインショップは受付中ですので、ご注文品は連休明けの 1.10(火)以降に順次発送させていただきます。
ご不便をおかけしますが、ご了承の程よろしくお願いいたします。 よいお年をお迎えくださいませ。
2022.11.24光りの移ろい

木の葉が舞うなか、外に出ると暖かく、穏やかな小春日和が気持ちよい季節です。
いつもオンラインショップをご利用いただきありがとうございます。
都内に住む知人がリピートにて BARCA バッグ をご依頼くださり、奥様にも気に入っていただき、
ご夫婦お揃いで持ちたいとのことで、色違いを再びお求めくださいました。
自分らしく素敵に生きるお二人に、二代目の BARCA が温かく寄り添えることを願っております。
過日の「皆既月食」をご覧になった方も多いことでしょう、刻々と移ろっていく姿は美しいものでした。
月にも見える陶器のペンダントライト、TOU-LIGHT(陶ライト)は光りのグラデーションが綺麗な照明です。
自然の炎のような、光りが透ける柔らかな印象で、人の集まる場所を照らし安らぎの時間へと導いてくれます。
透過性のある信楽透器という陶土をつかい、型を使わずに職人の手でひとつひとつ製作されますので、
土の厚さが微妙に異なり、揺らめく光りの移ろいや波動を感じることができます。
世界中の照明器具を扱っている ROUND ROBIN 様 では、当初から TOU-LIGHT をご紹介いただいています。
日本と北欧のもの作りや、インテリアなどの洗練された個性的な製品をご覧いただけます。
瀬戸内国際芸術祭 2022 が開催された今年、アートと暮らす島々は国内外のゲストで賑わったようです。
会期の閉幕前、瀬戸内の海色に染まった陶器のグラス TOU-GLASS を追加でお届けさせていただきました。
ベネッセハウス ショップ様 にて、直島限定色 SAKAZUKIなどを旅のお土産に選んでくださる方も多い様です。
ガラス成分を含む透ける陶土をうつわの上部につかい、厚みのある土でも光りを通すことができます。
この春に開館した 杉本博司ギャラリー 時の回廊 は、自然の変化や、壮大な時間の流れを体感でき、
歴史や生きることについて思索を巡らせてもらうことを意図する作品とのこと。
開館カレンダーをご覧いただき、少し落ちついた直島へ足を運んでみてはいかがでしょう。
2022.9.7秋の恵み
爽やかな秋の風が心地よい季節になりました。皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
ここ信州(長野県)の各地では、秋の訪れとともに様々なフルーツを見かけるようになりました。
新鮮で味の濃い、美味しいフルーツや野菜は、地産地消として環境に優しい暮らしにも繋がります。
近くの果樹園では、ナイアガラ・コンコード・デラウェアなどの小振りな粒品種の出荷がはじまり、
最近人気のシャインマスカットはこれから、深まりゆく恵みの秋がこの季節の愉しみです。
ただいま 公式オンラインショップにて、新茶器クリア色 の製品をお求めやすい価格でご案内しています。
光りをまとう透明感のある釉薬をつかった 急須フタリ と 茶サラ は白粗土の素朴な味わいがあり、
優しく生成りがかった艶のあるクリア色は、日本茶・和紅茶・ハーブティーの色が美しく映えます。
急須内で大きく開いた茶葉を眺めながら、自然栽培のお茶の旨味を味わっていただければと思います。
シンプルな絞り出し構造の急須を、初めてお使いいただく方にもおすすめです。
赤く染まる深秋にぴったりな、新茶器 RED色 の全アイテムが入荷いたしました。
箱根強羅に佇む、ハイアットリージェンシー箱根 Resort & Spa 様へお届けさせていただきました。
ホテル内併設のショップ IZUMI Gallery と客室の方で、茶ポットと茶カップをご愛用いただいており、
安らぎのある素敵な空間で、気の赴くまま優雅にリラックスした時間をお過ごしいただけます。
こちらの製品 茶ポットRED なども、現在オンラインショップの方でご購入可能となっております。
上がけの釉薬に鉄分を含んだ RED色 は、鉄錆や漆のような趣きある陶肌に焼き上がっています。
さて今週金曜日から、過日お知らせしました大町市 Bench -ベンチ- さんでのイベントが開催されます。
白く透ける土の陶器 MUG(ビアマグ)を出品しておりますので、ぜひご覧いただければ嬉しいです。
安曇野と白馬の中間にあたる大町市周辺に暮らす方、ゆるやかな旅の途中にも気軽にお出かけください。
程近い、裏路地の古民家を改装した小さなコーヒースタンド 焙煎所、北アルプスブルワリーも気になります。
limited store 「 Shoes&Crafts, Books トオク 」
日時 2022.9.9(fri)10(sta)11(sun) 11:00-17:00
場所 Bench 長野県大町市大町 4080
電車 信濃大町駅より徒歩約8分
車 最寄りの無料市営駐車場をご利用ください