2016.9.28
JAPAN ALPS KAMIKOCHI
過日おとずれた上高地は、海外からの旅行者や、都会からの人々で大変賑わっておりました。
本格的な登山をする方、軽快に日帰りで観光される方、幅広い年齢層でさまざまな旅のスタイルです。
日本有数の山岳リゾート地として人気がある「かみこうち」は、
神の降りる地として、本来の名称「神垣内」として表記されていたようです。
日本各地の山に登り、著書「日本アルプスの登山と探検」でその魅力を世界に広く伝えた、
英国人の宣教師ウォルター・ウェストンを記念して作られたレリーフも、自然に溶け込むかたちです。
シンボルの河童橋はあまりにも知られていますが、背後の穂高連邦、焼岳は圧巻でした。
個人的には、神を感じるほどの神秘的な明神池に惹かれましたが、
山の伏流水(ふくりゅうすい)が流れ込んでいるため、真冬でも全面凍結しないそうです。
さらに奥上高地の徳沢、横尾方面へトレッキングしてゆけば、深い自然と、静寂を堪能できることでしょう。
森林浴をたのしみながら、開放感のある場所でゆったりと身体をうごかす事はなにより素晴らしいこと。
澄んだ水で淹れる、美味しい珈琲をたのしめる山のロッヂもありますので是非。