2011.6.20
気どりのない茶葉

 

滋賀県信楽町朝宮はあまり知られていませんが、日本最古のお茶産地です。
なにより香り高いことが特徴の「朝宮茶」でございます。

藤田園というお茶屋のご主人は、訪れるたびにお茶の本当の飲み方を教えてくれます。
写真の茶葉は、お茶農家さんが普段飲む選別していない状態の荒緑茶です。
彼らにとってはあまり特別でない普段使いの茶葉ですが、実際味わってみると
さらりとした味わいで、それが逆に私には新鮮に感じました。

気どりのない味が、新茶器にぴったりきます。

過日のライフスタイル展では、新茶器シリーズの新型を発表しました。
紅茶やハーブティーを煎れるのにぴったりな、背の高い急須です。
こちらの仕上がりは7月20日頃を予定してますので、しばらくお待ち頂ければと思います。

この夏は、涼しげな簾のなか扇風機の風に吹かれながら
ポット型の急須で、氷入り冷茶を楽しむのも良いかと思います。

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